2007-11-30

ビクトリア410日目:スナイパー。



 今日は久しぶりのバイトでした。 ハンガーの重いドアを開け、飛行機をすべて駐機スポットに出していると、突然写真のようなスナイパーが現れました。 そしてライフルを取り出し、標的に狙いを定めドキュ〜ン、ドキュ〜ン、ドキュ〜ンと何発も発砲しました。 スナイパーというのはほんの冗談で、本当は空港に集まってくる鳥を追い払うための威嚇発射をしていた人です(でもなぜか軍人みたいな装いでした・・・笑)。 今日はいつもにも増してカモメが多く飛んできているように見えました。 僕が飛行機を牽引していると僕の真上を偵察するように飛び回っていました。 あまりにも数が多いので大丈夫かなと心配していたら、案の定この写真の人が飛び出てきました。 ちょうど威嚇を始める前にエアカナダJAZZのCRJが側をタクシーしていったのですが、端で観ている僕がハラハラするくらいでした。 でも、どうやらエンジンに吸い込まれた鳥はいなかったようです。 いつもなら2発くらい威嚇射撃をしたら立ち去るんですが、今日は10発くらい連射していました。 おそらくパイロットからの報告もあってのことだと思います。
 今日は結構忙しい一日でした。 天気はまずまずだったので結構な数のフライトが実施されていたと思います。 燃料の給油、オイルの注入、オイルバケツの清掃などいろいろやりました。 クリスマスが近づいてきたのでクラブの建物も軒先にを張り巡らせています。 今日は、昨日それを飾り付けたラインクルーがちゃんと仕事をやらなかったので、僕がやり直しをさせられました(笑)。
 バイトの後は短い昼寝をし、それからグランドスクールのスライドに取りかかりました。 ようやく今夜になって完成しました。 スライドは全部で200枚に迫る勢いでした。 あとはこれをリハーサルして、配布資料を作って、コピーするだけです。 

 明日もまたバイトです。 明日も天気がよかったらサイクリングに行きたいと思います。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-29

ビクトリア409日目:イースト菌。



 写真は昨日の僕の車です。 ウエットな雪に覆われていました。 ぽんこつなので、どこかから車内に水分が入り込んでいるようで、なぜかフロントガラスの内側が濡れていました(笑)。 
 今日は久しぶりに早く起きて、午前中は集中してグランドスクールの用意をしました。 午後も結構集中できてやれました。 明日にはほぼ完成の予定です。 スライドの数がまた増えて、200に迫りそうな勢いです。 今日は一日雨だったのでどこにも行かず、せっせとグランドスクールの用意をしました。 これだけやって当日失敗したら泣くに泣けません(笑)。
 今日は久しぶりにパンを焼いてみました。 バターを多めに使った味わい豊かな食パンです。 スナック代わりに食べようと思って焼きました。 一時発酵でなかなか膨らんでくれずに困りました。 イーストが古いのかな〜とも思うのですが、なかなか想像しているような膨らみを見せてくれません。 味は決して悪くない出来に仕上がりましたが、あの、ふかふかとした食感がありません。 バターのおかげで外側はかりかりはしていますけど。 もう少し勉強が必要ですね。

 明日は久しぶりに朝バイトに行ってきます。 学生ビザも延長されたので気兼ねなく働けます(笑)。 明日も雨のようなのでまたカッパを着ての作業になりそうです。 頼むから凍結だけはしないで欲しいところです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-28

ビクトリア408日目:来た!



 ついに届きました。 CICカナダ(移民局)から。 なにが届いたかというと、約3ヶ月前に提出した学生ビザの延長の許可書です(嬉)。 今朝、家で勉強をしていたらクラブのマネージャーから電話がありました。 

  マネージャー:「CICカナダの担当者の名前と電話番号はあるかい?」
  僕:「いや、担当者は特定の人はいなくて、総合のコールセンターの番号しかありませんけど。」
  マネージャー:「そうか、じゃ、それと、君のファイルナンバーを教えて」
  僕:「はい、それはいいですけど、どうかしましたか?」
  マネージャー:「電話するんだよ。 あいつらどんだけ待たせるんだ。 いい加減頭に来た!!(怒)」

という内容でした(笑)。 いつも親切で冷静で、でも時には熱い男。 それがマネージャーのジェリーです。 先週CICカナダからジェリーに僕の件で問い合わせが来ていたと聞いたので、きっと今週くらいに良い知らせが来るんじゃないかとちょっと期待していました。

 そしたら、今朝、ジェリーとの電話のすぐ後に郵便が届きました!

 学生ビザは3ヶ月だけの延長(来年1月まで)をお願いしていたのですが、4月までおりました。 しかも、発行日は11月21日。 そして僕のpost-graduationワークパーミットの申請書類がCICカナダに届いたのがトラッキング情報によれば11月22日。 なんという完璧なタイミング(笑)。 いよいよ追い風になってきたか?と期待を寄せています。 

 ビザが届いたのでこれで日本帰国の予定を組めます。 明日以降、少しずつ進めようと思います。 あとはSINナンバー(社会保障番号)や保険の延長の手続きもしないといけません。 いろいろばたばたしそうです。

 今日はクラブに行ってジェリーに今日のビザの件を報告し、今度日本から来るという方の話を少しして、あとはチーフともいろいろと今後の進め方について話をしました。 僕が今度日本からとアメリカから訪ねてきてくれる方々にディスカバリーフライトをしてあげたいという話をチーフにしたら、「それはいいね〜、まったく問題ないよ」という返事が返ってきて安心しました。 僕のお給料はともかく、ディスカバリーフライトの値段でフライトをさせてあげたいと思っていたのでこれでひとつ心配が減りました。 

 今日は他には勉強をして、空港に行ってグランドスクールのスライドに使う写真素材を撮影してきて、それから1時間だけサイクリングに行きました。 今日は気温3度でしたが、1時間だけだったのでなんとか我慢できました。 久しぶりにスピードメーター、ケイデンス計(ペダル回転数を計るセンサー)、心拍計をフル装備で付けて走りました。 久しぶりで新鮮で、楽しく運動できました。 雪解けのせいで路面はウェットな感じで、家に帰ってきたら顔中泥だらけでした。 走っている途中、泥が口に入ってきて、それの味が塩味でした。 凍結防止剤が撒かれていたからだと思います。 自転車に塩分がつくと錆の原因になるので、家に戻ってすぐに自転車を水で洗い流しました。 

 明日も引き続きお勉強です。 少しずつ規則正しい生活リズムに戻せつつあるので、この調子で頑張ろうと思います。

 今日の写真は滑走路27への進入灯です。 真ん中あたりの縦の線は着陸してきたセスナ機のライトだと思います。 夜の写真は撮るのが難しいです。 僕の今のデジカメでは夜景は綺麗に撮れません。 他の写真は綺麗に撮れるので不満はないのですが。 日本に帰ったらデジカメを買おうかと思っています。 日本で欲しいものはたくさんありますが、予算がありません(涙)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-27

ビクトリア407日目:復食。



 今日からまた食事を食べ始めました。 今朝は写真のとおりお粥、昼はサラダとスープ、夜はピザ(いつもの半分)を食べました。 不思議と食欲は今までほどはありません。 今日食べたすべての食事の量を足しても今までの晩ご飯の量程度だと思います。 プチ断食がダイエットによいと言われる理由が分かった気がします。 胃袋が小さくなったというか、あまり活発に動いてくれないのであまり空腹感がありません。 ダイエットしたい方にはお勧めです・・・(笑)。
 今日は午前中にクラブに久しぶりに行って、僕が作ったスライドをプロジェクターで映し出してみました。 心配していた文字のサイズもさほど小さすぎることもなく、写真なども綺麗に写ってくれたので安心しました。 オフィスでチーフにいくつか航空法の分からないところを質問した後、僕のプレゼンを少しだけ見せてみました。 チーフもマネージャーも他の教官やスタッフも想像以上に気に入ってくれたみたいでうれしかったです。 やっぱり写真とか音などのマテリアルは人の心をぐっとつかむということが分かりました。 ここしばらく一生懸命プレゼンの用意を進めてきてよかったな〜と思いました。 やっぱり人は誉められて伸びるんだなと改めて実感しました(笑)。
 クラブで昼ご飯を若手教官連中と食べて家に帰ってきたら大家のブライアンがいました。 彼は最近単身赴任状態でソルトスプリング島のガンジースというところに行っています。 そこから出るフェリーで働いています。 今日は久しぶりに家に帰ってきていました。 リビングで暖炉の前でいろんな話をしました。 彼の若いときの頃、嫁の話、若いときにどんな無茶をしてきたかなど、なかなか面白かったです。 こっちの人って日本人と違って型破りな人生を歩んでいる人が多いように思います。 それで通用してしまうというのがまたすごいとは思うのですが、そういう人はいろんな経験をしているからいろんな面白い話のネタを持っています。 僕はそんなに面白い話のネタがありません。 いろんな経験をしないといけないんだなと思います。 また車で旅行にでも出ましょうかね・・・(笑)。
 今日、初雪が降りました。 水分が多いべたべたした感じの雪です。 ちょうど去年もこの頃に降っていたはずです。 気温も氷点下になる日が多くなってきました。 チャリンコに乗れる日が少なくなるので困ります。 去年はそういえばジムに通っていましたが、今年はどうしましょう・・・。 プールがあるからそれで我慢しようかと思います。

 明日以降もまたひたすらグランドスクールの準備です。 配布資料をどうしようか、グランドスクールの最終日に小テストをやろうかどうかなどでちょっと迷っています。 今夜はそれらについて考えてから寝ようと思います。 「こうやれ」というガイドラインがなく、曖昧なので、ある意味自由にやらせてもらえています。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-26

ビクトリア406日目:本断食。

 

 昨日の夜の晩ご飯以降、水分以外は口にせずに一日を過ごしました。 想像していたよりは大変ではないですが、明らかに脱力感があるというか、やる気が起きないというか、生産性が低いというか、とりあえずあまり目に見えるような良い効果はないです(笑)。 今回「プチ断食」をやるにあたり、このサイトを参考にしました。 このサイトの方は大根にケチャップをかけて食べたくなるくらいの空腹感に襲われたそうですが、僕はそれほどではなかったです。 ただ、昨晩は寝付きが悪かったです。 ただ今、夜の9時過ぎです。 明日の朝からはまた食べ始めます。 せっかくなので、今回断食をして思ったことを羅列してみます:

  • いつも無意識のうちに食べ物のことを考えていた(「夜何食べよう?」とか)
  • 実は僕は「食べること」がかなり好き
  • でも、1日くらい何にも食べなくても全然平気
  • かといってこれを1週間とか続けることはできない
  • 参考にしたサイトにもあるとおり、臭覚が敏感になる
  • 食事をしないと体温がなかなか上がらない
  • それと同時にやる気もでない
  • 断食をする宗教の人達はかなり辛抱強いに違いない
  • ホームレスの人々や難民など、食事にありつけない人たちの気持ちは想像を絶する
  • 「腹が減っては戦はできぬ」は嘘じゃない
  • やっぱり人間、健康は正しい食生活から始まるはずだ
っと、こんな感じです。 山で遭難したり、飛行機が墜落して遭難した人が水や僅かな食料だけで何日も生き延びたという話を聞きますが、そういう人たちはきっと精神力が強かったんだと思います。 食べ物を食べていないと体力は出ないし、体温は下がるし、それに伴って正しい判断ができなくなります。 そんな中でも「生きたい」という強い気持ちがあって、そういう人たちは常識では考えられない環境で生き延びてきたんだと思います。 果たして自分がそうなったときに自分も同じように生き延びることができるか・・・ ちょっと考えさせられます。 これからはフライトの時にポケットにキットカットでも忍ばせようかと思います(笑)。

 今日は本当にたいしたことができなかったのですが、ビクトリアのダウンタウンに行って自転車のスピードメーターのセンサーを買ってきました。 今までケチって我慢してたのですが、またしっかり距離を乗り込むために買ってきました。 寒くなってきたけどなるべく乗って基礎体力をつけたいところです。 あとはFujiyaに行って梅干しを買ってきました。 明日の断食明けの食事は白ご飯に梅干しです。 あ〜楽しみ(笑)。

 さて、頭がぼ〜っとしていてサイトの改訂もグランドスクールの用意もろくにできなかったので、さっさと寝て明日からまた頑張ろうと思います。

 今日の写真は去年の写真なのですが、今夜から突然街にはこんなクリスマスのイルミネーションをした家が続々と出現し始めました(写真の家ほどすごいのは滅多にないですけど・・・笑)。 またにぎやかになりそうです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-25

ビクトリア405日目:プチ。



 今日、ようやくグランドスクールのためのスライドの枠組みが出来上がりました。 全部でスライドの数が150枚ほどになりました。 これを2日に分けて披露することになります。 1日75枚、1枚に1分の時間をかけて75分、2分で150分ですか。 果たして何分かかるのやら。 1回のグランドスクールは午後7時から10時までとたっぷり時間があるのでタイムオーバーになることは多分ないでしょう。 それよりも生徒達の集中力が切れることのほうが懸念されます。 僕自身の集中力が切れないかどうかも不安です(笑)。 明日からは少しずつ写真を入れていったり、構成を考え直したりする予定です。
 今日は土曜日で、特に予定もなかったので、なにか今しか出来ないことをと思い、「プチ断食」をすることにしました。 断食とはいっても1日だけの「プチ」バージョンです。 1日目(今日)に食を少しずつ減らし、2日目は丸一日水と野菜ジュースのみ、3日目にまた少しずつ普段の量に食を戻すという感じです。 今日はその一日目。 僕はやせの大食いでいつも馬鹿食いをするので、これを機に少し食事の量を整えたいという願望があります。 間食もするし飲酒もするではいつか体が悲鳴をあげるでしょう。 ということで、今まで興味はあったけど出来ずにいた断食を1日だけやってみることにしました。 決してダイエット目的ではありません(笑)。 むしろ自分への挑戦です。 でも無理はするつもりはなく、しんどくなったら普通に食べようと思います。
 「断食」は英語で「fasting」と言います。 朝食のことを英語で「ブレックファスト」(breakfast)といいますが、それは前日の夕食後からの断食(fast)を中断する(break)食事のことだからそういうそうです。 これは僕が中学生のときに英語の先生から教えてもらった話です。 10年以上経ってまたこの話を思い出しました。 英語のまめ知識でした(笑)。
 明日はなにをしようか・・・。 なにも食べれないとなると時間を持て余してしまいそうです。 僕のベッドの下のお菓子箱の中には好物のキットカットが、チョコレートが、スナック菓子が眠っています。 いつでも手が届いてしまいそうです。

 今日の写真はリロエットに行く途中で僕の前を走っていたトラックです。 KOMATSUのショベルカーかなにかを載せていました。 僕が以前働いていた大学のすぐ横がKOMATSUの工場だったので、まさかそこから運ばれてきたのかな〜なんて思いながら見つめていました。

 ではまた明日。


(つづく)


2007-11-24

ビクトリア404日目:3時間。



 今朝もグランドスクールの準備をしました。 ようやく明日にはだいたいの枠組みができそうです。 スライドは文字ばっかりでは楽しくなくなってしまうので、要所要所に息抜きになるような写真を入れたり、アニメーション(漫画のアニメでなくて、動くイラストというほうのアニメーションです)を入れたりして視覚的に楽しくなる工夫をしています。 これを見せたときの生徒の反応はどんなものか。 笑ってくれるか、ドン引きされるか。 さ〜どっちになるでしょう(笑)。
 今朝はが降りました。 朝起きて外を見たら家の屋根が白くなっていました。 最近は夕方4時半頃には薄暗くなり始めます。 いよいよ冬がやってきたという感じです。 去年の今頃はアメリカのコロラド州のボールダーの友人宅にお邪魔していました。 アメリカの感謝祭がちょうどこの週末だと思います。 あれからもう1年。 早いものです。 アメリカから帰ってきた11月下旬にはビクトリアは気温がマイナス5度とかまでさがって、雪や凍結で酷かったのを憶えています。 今年はそういうことがなければいいのですが、こればっかりはどうなるかわかりません。 例年通りであればそんなことはなく、カナダであっても比較的温暖な冬であるのがビクトリアの特徴です。 僕が訓練をビクトリアで受けようと思ったことの理由の一つはそこにあります。 5年前に行ったサスカチュワン州ではマイナス30度ほどまで下がることもあったので、生命の危険を感じました(笑)。 それと比べればブリティッシュコロンビア州のこの一帯は雨は多いものの温暖で、日本人にとっては快適です。
 昨日購入したシューズカバーを試すために、今日は3時間のサイクリングに出かけました。 気温4度。 最初は日差しが出ていたので暑いと思ったくらいで、「これならシューズカバーなんかなくてもよかったかな〜」なんて思いましたが、甘かったです(苦笑)。 どんどん気温は下がるし、さらにどんどん体が冷えていって、シューズカバーをしてようが、冬用グローブをしてようが、寒いものは寒い!というのが実証できました(笑)。 今日はビクトリアがあるサーニッチ半島の南端まで行って、対岸のワシントン州を望み、トランスカナダハイウェイの起点である「マイルゼロ」を回り、ダウンタウンのエリアをちょっとだけかすめて帰ってきました。 サイクリングをする人は冬の間は全力で走ることはせず、LSDというトレーニングをします。 多分他の持久系のスポーツの人もやるんじゃないかと思います。 LSDとはLong, Slow, Distanceの略で、長い時間をかけてゆっくりと長い距離を走るトレーニングです。 これをすると普段の生活では血が行き届かない毛細血管の隅々まで酸素が届くようになって、総合的なパフォーマンスが向上するそうです。 今日はこれをやるつもりでゆっくり目のペースで走りました。 ゆっくりだから補給食はいらんだろうと思って500mlのボトルにドリンクをいれただけで出発したのですが、これが間違いでした(苦笑)。 運動をすると体の中のエネルギーが燃えて、そのおかげで体温があがるんだと思いますが、エネルギーがなくなってくると当然ながら体温が上がらなくなってしまうようです。 そのため、どんどん体が冷えていってしまって、最後は意識朦朧の中帰ってきました(笑)。 寒さのせいで目の周りの筋肉の動きも遅くなって、視力が落ちたような感覚になります。 鼻水はずっと出っ放しです(笑)。 次回は補給食をちゃんと持っていこうと思います。 補給食をもっていかなかったのは他にも理由があって、「プチ断食」というのにひょんなことから興味を持ったからなんですが、これを話すと長くなるので止めておきます(笑)。

 ということで今日は疲れたので早めに寝て、明日こそはスライドを完成させようと思います。

 今日の写真は先日Elk Lakeという湖を散歩したときにすれ違った乗馬中の人です。 こちらでは乗馬を楽しむ人が結構います。 馬を所有している人も結構いるみたいです。 優雅ですね。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-23

ビクトリア403日目:浪費。



 今朝は久しぶりに規則正しく早い時間に起きて、午前中にグランドスクールの用意をしました。 想像したよりもスライドの数が増えてます。 この勢いではスライドは100を超えそうです。 なるべく文章は短くしたいのですが、かといって短くしすぎると配布資料としては使えないし。 そのバランスがなんとも難しいです。 果たしてグランドスクールに出てくる学生達はどの程度のバックグラウンド知識があるんだろう?と不思議に思ったりもします。 あんまり当たり前のことばっかりしゃべってもしらけてしまうでしょうし(笑)。 プレゼンをするにも、観衆がどういう人たちなのかとか、どの程度の内容を期待しているのかという情報がないとなかなか難しいものです。 これがビジネスで、なにかを売るのが目的であれば分かりやすいのですが、僕の場合は筆記試験を受けるために必要な座学時間を稼ぐことが目的の学生を相手にするわけですし、個人的には筆記試験の対策は人に教えてもらうというよりも自分でするものがほとんどだと思っているので、教官としてマテリアルを作るのはちょっと難しいと感じています。 これも一度教えてみるとすぐによく分かるようになるとは思います。
 今日は午後にダウンタウンまで行って、アウトドアストアMECでシューズカバーを買ってきました。 マウンテンバイクのシューズは基本的に夏場でも快適に使えるように通気性が良くなっています。 その通気性がこの季節には仇になります。 冷たい風が靴の中に入ってこないように靴の上からすっぽりと足首までカバーで覆ってしまおうというのがシューズカバーです。 今日は自分のシューズを持参してシューズカバーをいくつか試させてもらいました。 日本だとこうはいかないように思います。 こちらでは購入する前にほとんどのものは実際に試すことができます。 とても合理的で、僕はそういうところは大好きです。 いくつか試してみて、パールイズミという日本で始まったサイクルウェアのブランドのカバーを買いました。 やっぱり日本の製品が一番です(笑)。
 昨日、おとといくらいからまたドラマにはまってしまいました。 今回は「ライフ」といういじめがテーマの連ドラを全て観てしまいました。 すべて観れる環境にいるって怖いですね。 いったん観始めると観終わるまで止めれなくなります・・・。
 大学の同級生が結婚したという連絡が別の大学の友達から来ました。 元JALのフライトアテンダントのタイの女性だそうです。 写真が添付されていましたが、なかなか美人な方のようで。 友達は少しずつ結婚していってます。 でも僕は焦りません。 っというのはちょっと嘘です(笑)

 今日の写真は先日の離陸直前の写真です。 雨の後は滑走路が綺麗に見えます。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-22

ビクトリア402日目:再挑戦。



 今朝起きたらお昼前でした(笑)。 日本にいるときは休日でも平日通りに起きる規則正しい生活をしていたのですが・・・。 
 昨日の晩ご飯にピザを作りました。 いつも通りネットでレシピを検索したのですが、「イースト発酵不要のピザ生地」というなんとも魅力的なページを見つけました。 それに従って作ってみたら、これがまた酷いのなんの(笑)。 ピザ生地というよりは小麦粉が固まった板のような食感で、全然おいしくありませんでした。 ということで、今日はちゃんとしたピザを作ろうと思って挑戦してみました。 写真がそれなのですが、今回はちゃんと発酵させて作りました。 このサイトのレシピを参考にさせてもらいました。 今までピザといえば冷凍ピザがほとんどだったのですが、今日のピザは冷凍ピザ以上のおいしさでした。 自分でもちょっと感動したくらいです。 ピザ生地がふわふわしていてとてもおいしくて、具材(ペパロニ、ピーマン、タマネギ、マッシュルーム、チーズ数種類)と程よくマッチして最高でした。 生地が発酵するのに時間がかかったので晩ご飯は9時過ぎになっちゃいましたが、久しぶりに充実感いっぱいの料理ができました。
 今日は料理の他にはグランドスクールの準備を引き続きやりました。 カナダの空は目には見えませんが高度や地理上の位置によってさまざまなカテゴリーやクラスに分けられています。 CPLおよびInstructor Ratingの筆記試験で必死こいて憶えた内容です。 グランドスクールでいかに分かりやすく教えるかを考えながら、Transport Canadaのサイトからいろんな情報やイラストを拝借してプレゼンを作っています。 今日で、説明が一番面倒なエアスペースのセクションをだいたい終わらせたので、あとはそんなに時間はかからないと思います。 まずはスライドをすべて作り、それからスライドの装飾や見せ方を考え、そしてセリフなんかを考えてリハーサルという流れの予定です。 僕のマックにはApple Remoteというリモコンが付属されていたので、それを使うとマックに触れることなくスライドを次から次へとチェンジできるので快適です。 プレゼンのやり方やスライドの作り方はGarr Reynolds先生のページを参考にしています。 彼は僕が以前働いていた大学の留学生別科でマーケティングやプレゼンのやり方などを教えている教授です。 彼のプレゼンを何回か見たことがありますが、圧倒的です。 プロのプレゼンテーションというのは学生のプレゼンテーションとはまったく別物です。 興味がある方はぜひ先生のページの「presentation」をご覧ください(英語のみ)。
 
 明日も今日と同じくグランドスクールの用意をします。 毎日こればっかで飽きてしまうので、気晴らしになにか他のこともしたいと思っています。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-21

ビクトリア401日目:テストフライト。



 今朝、一度早い時間に起きたのですが、どうせすることもないしということで2度寝し始めたところで電話がなりました。 電話はクラブのチーフ、グラハムからでした。 「ZSCのトランスポンダーの修理が終わったからテストフライトをしなきゃいけないんだけど、行ってくれない?」ということでした。 もちろん、「すぐ行きます」と答えて電話を切りました。 そこから猛スピードで身支度をして、15分ほどでクラブに到着しました。 前回も同じようなテストフライトをしていたので、どういうことをしなければいけないかは分かっていました。 サーキットを数回やって降りてこようと思っていると、グラハムは「どこでも好きなところに行ってこい!」と言います。 ということで、今日はビクトリアを離陸して、ビクトリア市街上空をくるくると回ってきました。 まずはビクトリアの管制塔に「ちゃんとトランスポンダーを受信してもらってますか?」と確認。 「ちゃんとレーダーに写ってるよ」という返事が返ってきました。 その後ビクトリアハーバーのハーバーレディオと交信。 同じく「トランスポンダーはちゃんと受信できてますか?」と聞くと、「はい、loud and clearです。」という返事が返ってきました。 「ん?」と一瞬ためらいました。 「Loud and clear」というのは、無線機がちゃんと動いているかを確認するときのradio checkのときの返答です。 無線がちゃんと聞き取れると「loud and clear」と返事をすることがあります。 僕はトランスポンダーの信号を受信できているかを聞いているのであって、無線の受信具合を聞いているわけではありません。 「"Loud and clear"って、トランスポンダーのことですか?」と念押しすると、「そうですよ、あなたのトランスポンダーはloud and clearです」と言われました。 どうやらトランスポンダーのチェックのときにいう決まり文句というのはないようで、そのため無線のチェックのときの決まり文句で返してくれていたような感じです。 ちょっと面白いと思いました。 その後しばらくして高度がちゃんと映っているか(Mode Cというトランスポンダーは位置情報と高度がレーダーに表示されます)を確認してもらいましたが、全く問題ないということだったので、スティープターンもどきをやってビクトリアに戻りました。 途中、雲からが降り落ちてきました。 もう冬が近いんだなと実感しました。 結局0.6時間のフライトタイムを稼がせてもらいました。 
 今日クラブにいたら、マネージャーのジェリーが「CICカナダから電話が来たよ」と言っていました。 学生ビザの延長の件で僕が本当に学生なのかどうかの事実確認の電話をしてきたそうです。 ってことは審査も最終局面か?という期待が高まります。 さっさとビザを送ってこい!
 フライトの後はグランドスクールの準備をまたやりました。 最近のAdobeのAcrobat Readerは便利です。 文書中のイラストなんかを写真として抽出できたりします。 しかもハイクオリティーで。 AIMのイラストや文書をスライドにはめ込んで使おうと思っています。
 夕方からサイクリングに行きましたが、さすがに気温4度では体にこたえます。 冬用の手袋とシューズカバーをして走りましたが、つま先が寒さで痛くなりました。 今年こそ厚手のシューズカバーが欲しいところです。 力をかけず、ゆっくりと1時間ほど流しました。 最近調子が悪かった変速機も今朝調整をしたら綺麗にギア変換ができるようになりました。 今まであまり触らなかったのですが、意外に簡単でした。 夜はプールで泳いできました。 多分500mほどです。 僕は100mくらいしか泳げないと思っていたのですが、ゆっくり泳ぐと結構泳げることが分かりました。 問題は明日、明後日の上半身の筋肉痛です・・・(笑)。

 今日の写真は先日のフライトで訓練空域を飛んでいたときの様子です。 雲がこんな感じだったので不時着の練習などの高度を落とす訓練項目はできませんでした。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-20

ビクトリア400日目:久しぶりの動画。

 
 
 とりあえずは久しぶりの動画です。 今日のフライト中に撮影しました。 滑走路左脇に見える4つのライトはPAPI(パピー)と呼ばれています。 PAPIはPrecision Approach Path Indicatorの略で、計器飛行で着陸してくる飛行機に安全な進入角度を知らせるためのライトです。 正しい進入角でアプローチパスと呼ばれる目には見えない線の上を飛ぶと4つのうち2つのライトが、残りの2つがに見えるようになっています。 正しいアプローチよりも低く飛ぶと赤く見えるライトの数が3つ、最後には4つすべてになり、パイロットに注意を促します。 逆に高度が高すぎると白く見えるライトの数が増えます。 最後にはすべて真っ白になってしまいます。 動画では少し見えにくいかも知れませんが、動画開始直後は一番右だけが赤で、あとの3つは白です(=「やや高い」)。 しばらくすると赤が2つ((=「ちょうど良い」)になり、3つ(=「やや低い」)になり、接地する直前にはすべてが赤(=「低すぎる」)になります。 日中でVFRで飛んでいる分にはPAPIはほとんど利用しません。 我々VFRの小型機と旅客機とではアプローチ角やスピードが全然違うので、PAPIに従って飛ぶことはありません。 ただ、夜のフライトの場合にはPAPIを見て高度が高すぎるのか低すぎるのかを確認することはあります。 この動画は遊びで撮ったのではなく、このPAPIの動きをグランドスクールで生徒に見せようと思って撮影しました。 あくまでも教材です(笑)。
 今日はご覧の通り小雨が降る天気でしたが、サーキットだけはできました。 所々に雲がありましたが、とりあえずは地上が見えるVFRコンディションでフライトできました。 ショートフィールドとソフトフィールドの離着陸の練習につきあってアドバイスをしました。 昨日よりも断然うまくなってきました。 たった1日でこれだけ差があると、まぐれじゃないの?と思ってしまうほどです(笑)。 1回だけ危険なコントロール(エレロンとラダーのクロスコントロール)をしたのでそれを注意したくらいで、あとは安全に、楽しく練習できました。
 フライトの後は家に戻って引き続きグランドスクールのプレゼンの準備をしました。 だいぶ出来上がってきたなぁ〜と思ったのですが、まだまだ先は長いです。 まだ10分の1くらいしか出来てません。 でも下地が出来てきたのであとは集中力の問題です。 あと数日でだいたいはまとめたいと思います。
 ウェブのほうも久しぶりに作業しました。 こちらもあと数日でアップロードできそうな感じです。 ぱっと見の華やかさはないと思いますが、知りたい情報が入手できるサイトになるように努力しています。 

 明日はバイトもフライトもないので、引き続きいろんな作業をしていきます。 チーフが休暇から戻ってきたので、もう少ししたら教官として知っておかなければならないことなんかをまとめてレクチャーしてもらう予定です。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-19

ビクトリア399日目:ウィングドロップ。



 今日は午前中にインド人のカランとフライトに行ってきました。 今日は天気は良かったのですが、雲が結構低い高度に散在していて、訓練エリアまではいつもは2500フィートまで上がれるところを1000フィートで飛ばないといけないところもありました。 それでも訓練空域では3000フィートまでは上がれるような感じでしたが、今度は逆に低いところに層状の雲があったので高度を下げるような練習(forced landingなど)はできませんでした。
 前回彼と飛んだときはほとんどの練習項目がうまく出来ていて、フライトテストに合格するのに結構近いレベルだと感じましたが、今日飛んだら前回できていたことができなくなっていました。 ここ最近天気が悪くてあまり飛べていないというのが理由かも知れません。 飛行機をわざと失速させてそこからの回復動作の練習をする「ストール」では片方の翼がもう片方よりも低くなる「ウィングドロップ」が何度か起きました。 反射的に操縦桿を使って翼の傾きを直そうとしますが、実はそれでは逆効果なのです。 難しい理屈は省きますが、まずは足下にあるラダーペダルを使って姿勢を立て直すのが正解です。 それがうまく出来ていませんでした。 彼は若いし勘がいいので多分すぐに前回までの操縦レベルをすぐに取り戻すことができるとは思います。 明日も午後から一緒に飛ぶことになりました。
 最近ビクトリア空港の周りには雁や鴨、その他の達が多く飛んでいます。 ATISにも「Migratory birds in vicinity of airport(渡り鳥が空港周辺にいます)」という言葉が入ることが多くなりました。 今日も空港でサーキットをやっていたとき、ダウンウィンドを飛んでいるとカモメと50フィートくらいまで近づいてちょっとひやっとしました。 鳥はふらふらと飛んでいるので、果たして避ける気があるのかどうかがさっぱりわかりません(笑)。 鳥が当たったくらいではたいしたことないでしょ?と思う方はこちらの写真をご覧ください(写真)。 ちょっとグロいかも知れませんのでご注意を(笑)。
 フライトの後は家に戻ってきてグランドスクールの準備をやりました。 既にある程度の配布資料などが今までの教官によって引き継がれているので、それを引き継ぎながら、なおかつ変えれるところは変えていくとなるとなにかと大変です。 スライドをどう効果的に使うか、配布資料も最初からやり直すべきか、などいろいろ考えながらやっています。 まだまだ時間があると思ってやっているとあっという間に時間が来てしまいそうでちょっと焦ってます(汗)。
 
 今日の写真はサーキット中にシドニーアイランドまでダウンウィンドを延長させられて、そこからのファイナルアプローチの時の写真です。 写真をクリックして、移動先のウィンドウの右側の「download photo」をクリックするとオリジナルサイズの写真をダウンロードできます。 よろしければパソコンのデスクトップの背景にでもお使いください。 他のこのブログに掲載している写真も同じ方法で大きなサイズの写真をダウンロードできます。  

 ではまた明日。


(つづく)
 

2007-11-18

ビクトリア398日目:テトリス。



 突然ですが、僕はテトリスが得意です。 かなりスピードが速くなってもやれると思います。 今日は午後からバイトで、夕方4時くらいから飛行機をハンガーに格納し始めました。 ハンガーはそんなに大きなスペースではないので、そこに13機もの飛行機を入れるのはなかなか至難の業です。 今日は飛行機がうまく収まるように少しずつ動かして、まさにテトリスのように隙間を埋めながら格納していきました。 1機くらいははみ出すかな?と思っていましたが、なんとか全部入りきりました。 昨年に比べて飛行機が2機増えた今、すべての機体をハンガーに入れるのはなかなか大変です。 今日はうまくいったのでちょっとうれしかったです。
 今朝、CICカナダにPost-graduation Work Permitの書類を送りました。 しかも速達で(笑)。 なんの効果もないかも知れませんが、「嘆願書」のような手紙を同封しました。 「おねがい、早くワークパーミットを発行してね」というお願いです(笑)。 心優しい担当官に届くことを祈っています。

 明日は午前中にインド人の生徒と飛んできます。 もちろん、正式に教官として飛ぶのではありませんが、それでも飛ばないよりは断然いいと思っています。

 今日の写真はリロエットに行く途中に突然現れた動物です。 確か、「Round horn deerに注意」といった標識があったような気がしますが、正式な名前は分かりません。

 ではまた明日。


(つづく)


2007-11-17

ビクトリア397日目:とりあえず申し込み。



 今日は午後からクラブに行って再度プロジェクターの使い方などをテストしてきました。 想像していたよりも綺麗に映し出されるので、グランドスクールはスライドを利用して進めていけそうです。
 今日、クラブの教官のブラッドに、「タワー(管制塔)に行くぞ!」と突然言われました。 なんでも、新しく教官になった人は管制塔に顔見せのような感じで訪問することが慣習になっているそうです。 なんやかんやあって、今日はタワーが忙しくて時間が割けないということで結局来週に持ち越しになりましたが、管制塔に行くと約1時間ほどみっちり話をされるんだとか・・・。 怖いような楽しそうなような。 ビクトリア独特のやり方や教官として生徒に教えてほしいことなんかがあるんだそうです。 管制塔は眺めもいいし、レーダー画面なんかがあって緊張感があるので、あそこにまた行けるのは楽しみです。
 今日は久しぶりに青空が少しの間広がりました。 このタイミングを逃すまいとウェブサイト更新用の写真を数枚ぱしゃぱしゃと撮ってきました。 今日の写真はその一枚です。 たまたまクラブの172がハンガーの前にいたので撮ってみましたが駄作です(笑)。 素材が良くないからと勝手に思い込んでいます・・・。 出来が比較的良い写真はサイトに使う予定です。
 まだ学生ビザの延長が許可されていないのですが、いろんな方々からの勧めもあって、とりあえずPost-graduation work permitの申請をすることにしました。 どうなるかはっきりいって分かりません。 このwork permitの申請には「有効なstudent permitを保持していること」という条件があり、今の僕ではそれには厳密に言うと当てはまらないことになります。 そのため、今回の申請は却下される可能性もあるのですが、どうせなにもせずに待つだけならとりあえず申請だけしてみたらということになりました。 なんとかうまく行ってもらいたいものですが、最悪の場合年内にワークパーミットを入手するのは難しいかも知れません。 改めて思いますが、外国人として海外で働くのって簡単じゃないですね。 日本で働いている外国人の方々もきっとそうでしょう。 皆さん、外国人労働者には親切にしてあげてくださいね(笑)。

 明日はまたバイトに行ってきます。 シフトをカバーしてくれと頼まれたので、久しぶりに午後から働きます。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-16

ビクトリア396日目:プロジェクター。



 今日はクラブに行き、クラブが所有しているビデオプロジェクターを使わせてもらいました。 僕のマックをプロジェクターにつなぐにはmini-DVというプラグをVGAに変換するアダプタが必要なので、マックをつなぐことはできませんでしたが、とりあえずどんな感じかを見せてもらいました。 なかなか使いやすそうですし、明かりもしっかりしていたのでグランドスクールはスライドを使うことに決定しました。
 この「スライド」。 どうしても英語だと「パワーポイント」という言葉が先に出てきてしまいます。 ご存知の通りマイクロソフト社のPowerPointというソフト名から由来する通称ですが、僕はパワーポイントではなくアップルのKeynoteというソフトを今回初めて使う予定です。 パワーポイントでは表現できないシンプルでセンスのよいスライドが作れるようです。 いろんな便利な機能もあるようなので、これを駆使してやってみようと思います。
 夕方には電気屋で変換アダプタを買ってきました。 純正なら40ドルもするところをサードパーティー製で19ドルで買えました。 ところが、店を出た瞬間に間違った種類のプラグを買ったことに気がつきました(汗)。 なのですぐに店に戻ってカスタマーサービスで返品・交換してもらいました。 おっちょこちょいにもほどがあるぞという感じで恥ずかしかったです。
 今夜はレクレーションセンターのプールに行こうと思いましたが、どうも頭が痛いので止めておきました。 風邪でないことを祈りながら今夜は早く寝ようと思います・・・。

 今日の写真はセスナ152の車輪です。 オレンジ色のものが車輪止め(チョック)です。 木製の手作りチョックです。 木製なので、雨が降ると水に浮いてしまって微妙に移動してしまいます。 できれば金属製のチョックがいいと思いますが、飛行機に積んで持ち歩くときのことを考えると重量や扱いの面ではやはりプラスチックや木製のほうがよいように思います。 今回のトピックとは関係ありませんが、よく見ると車輪の軸ってめちゃくちゃ細いですよね。 これで着陸の衝撃を吸収できているというのが未だに信じられません(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-15

ビクトリア395日目:”Yen”があれば・・・。



 今日は午前中にバイトに行ってきました。 今朝は風は強かったものの、飛べないことはない程度の風だったので飛行機をすべてハンガーから出したら、次から次へとフライトがキャンセルされて、結局また数機ハンガーに戻しました。 無駄骨を折った形になりました(笑)。
 午後からは少し休憩をして、夕方からビクトリアのスタバに行って勉強をしてきました。 グランドスクールの準備をしようと思っていったのですが、1時間くらい経ったところでクラブで知り合った子がたまたま通りかかって、それから話をし始めたらあっという間に夜中になってしまいました。 今、既に午前1時です。 また夜型生活が始まってしまいそうで怖いです。

 今日の写真はクラブの中で見つけた1946年のメンバー募集広告です。 「もしYenがあるならビクトリアフライングクラブへ」とかかれていてたので、「もしかして敗戦国を小馬鹿にしているのかな?」なんて心配しながらクラブのカナダ人に聞いてみたら、「Yen」という言葉には「(日本)円」という意味の他にも「熱意」とか「あこがれ」という意味があるということを教えてくれました。 よく見ると、Yen to learn to flyと書かれているので、「空を飛ぶことにあこがれを抱いているのならビクトリアフライングクラブへ!」というふうなメッセージのようです。 ちなみにこのポスターには「Victoria Flying Club, Inc.」と書かれていますが、今はビクトリアフライングクラブはNon-profit(非営利)の団体となっています。

 では眠いのでこの辺で。 

 また明日。


(つづく)

2007-11-14

ビクトリア394日目:グランドスクールの用意。



 今日は久しぶりに朝早く起きました。 そうしたら、大家夫婦に、僕ともう一人の住人が使っているバスルームの掃除をするように言われました。 ということで、今朝はバスルームの掃除を頑張りました。 僕は天井とシャワーの壁やバスタブの掃除をしたので、もう一人の住人のベンにはトイレと床を掃除してもらおうと思います。
 お昼ご飯の時間になり、どうしても豚の生姜焼きが食べたくなりました。 豚の生姜焼きは今まであまり作ったことがないのですが、ネットでレシピを見るとそれほど難しくないようでした。 そこで、リカーショップに行って日本酒(白鶴)を購入。 料理に使う専用の酒を買う必要はないだろうと思ったので普通の日本酒にしました。 ちょっと飲んでみましたが懐かしい味でした(笑)。 それを使って豚の生姜焼きを作ったのですが、これが想像を遥かに上回る出来で・・・(笑)。 隠し味にリンゴのすり下ろしを入れたのがよかったようです(レシピはこちら)。 
 お昼からヘルシーでボリュームのあるご飯を食べてしまいましたので、それを消化するために昼から1時間だけサイクリングに行きました。 今日はいつも行くルートと逆ルートを通ってサーニッチ半島の反対側(西側)を主に走りました。 昨日とはうってかわって天気もよかったので気持ちよかったのですが、気温が低くなってきたので末端が冷えるようになってきました。 手はまだいいのですが、足のつま先が1時間後には冷たくなって感覚が鈍るようになってきました(血行が悪いんでしょうか)。 サイクリング後のシャワーで熱いお湯に触れるとつま先が痛くて痛くて(笑)。 そろそろシューズカバーをつけないといけない時期のようです。
 サイクリング以外には以前に参加したPrivate Pilot Licenseを目指す学生達のためのグランドスクールで録音したファイルを聞き直してみました。 あと3週間ちょっとで僕がそのグランドスクールを教えないといけません。 果たして出来るのかどうかかなり疑問はありますが、とりあえずマテリアルを起こそうと思って録音したファイルを聞き直してみました。 グランドスクールは正直言ってあんまり楽しいものではない場合が多いと思います。 教官によるとは思いますが、基本的にはプリントが配布されて、それを読んで解説していくというのが基本になります。 それはそれで間違いではないと思うのですが、それでは生徒は退屈してしまうのです。 そうならないようにするためにスライドショー写真・動画・音声ファイルなどを使いたいと思っています。 クラブにはプロジェクターがあるそうなので、まずはそれの動きを確かめて、問題ないようであればプレゼンテーション形式のグランドスクールにしてやろうかと企んでいます(そうすれば生徒の前で緊張するのもちょっとは緩和されるかと思いますので・・・笑)。 

 明日の朝は他のラインクルーの代わりにシフトをまかされたのでバイトに行きます。 また天気は下り坂のようです。 やっぱり外国では僕は雨男なのかなとつくづく思います。

 今日の写真はバンクーバーハーバーです。 ユースホステルに泊まっていた日の朝に散歩がてら見に行ってきました。 濃霧が出ていましたが、水上飛行機は元気に飛び回っていました。 あの視界で飛ぶのって結構怖いんじゃないかと思いますがどうなんでしょう・・・。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-13

ビクトリア393日目:エアマンシップ。



 今朝、前線を伴った低気圧がバンクーバー島周辺を通過しました。 おかげで朝からものすごい風で、一時ガスト48kt(時速86キロ)まで出ました。 いつもはガスト20ktでもそこそこ強い風だと思う程度ですから、今日の風がいかにすごかったかが分かってもらえると思います。 
 今朝は久しぶりのバイトだったので朝7時前に家を出たのですが、いろんなものを目にしました。 まずは僕が住んでいる家の囲いのドアが壊れていました。 さらには空港そばの道の脇には近隣住宅から吹き飛ばされてきたと思われる屋外用トランポリン(直径5メートルほどの大きなやつ)が落っこちていました(笑)。 家を出る直前に停電するし、バイト中もなんどか停電するしで、なかなかエキサイティングな朝でした。
 空港に着いてまず目にしたのが今日の写真です。 右奥にあるのはクラブの飛行機です。 この1機以外はすべて格納庫に入っていました。 この飛行機もしっかりロープと車輪止めで固定されていたのでダメージは皆無でした。 問題は手前の飛行機。 メインランドから飛んできたゲストの自家用機ですが、朝の段階でこんな感じでした。 本来は右奥の飛行機と同じ方向を向いて駐機されているべきなのですが、風が強くて動いてしまってこんな変な方向を向いていました。 幸い風向きがよかったようでフェンスに機体がぶつかることはなく、心優しいラインクルー(僕です・・・笑)の親切心のおかげで車輪に車輪止めがいれられたのでこれ以上動くことはありませんでした。 風速30ノット以上の風のなかではこんな小型機は簡単に揺られますし、車輪止めですらすぐに動いてしまうほどです。 なんでこんなことになったのか。 それはすべてこの飛行機の持ち主の「エアマンシップ(airmanship)」に起因しています。 
 スポーツマンシップなどのように、パイロットにはエアマンシップという言葉があります。 パイロットとして飛行機を安全に飛ばすのは当然の義務であり責任であるわけですが、フライト終了後にはちゃんとコントロールをロックして、ロープで固定して、車輪にはチョック(車輪止め)を入れて飛行機を安全に駐機するのが正しいエアマンシップです。 ところがこの飛行機の持ち主はとてもpoorなエアマンシップの持ち主のようで、強風警報が出ているにも関わらずロープ固定も車輪止めもせずに空港を後にしたそうです。 しかも、風がおさまったころになってようやくクラブに電話をしてきて、「飛行機をタイダウン(ロープ固定)しておいてくれない?」って依頼してきたそうです(呆)。 信じられないですが、実際にこういうパイロットが巷にはいます。 ちなみにこの飛行機のダッシュボードには1998年に発行されたCFSが置いてあったので、それだけを見てもパイロットの資質がなんとなく分かるような気がします・・・(笑)。 CFSは約2ヶ月に1度発行される出版物で、空港の情報などが書かれています。 パイロットは常に最新のCFSを使うことが義務づけられています。 ちょっと前に失効したCFSならまだしも、約10年前のCFSをまだ使っているだなんて・・・。 ありえません

 昨晩はなぜか2時間ほどしか眠れず、かなり睡眠不足の状態で働いたので家に帰ってきたら昼寝をしました。 それからIFR訓練のための書籍をちょっと読んでみました。 とても興味深いですがややこしいです。

 明日はどんなふうに時間を有効活用しようかな〜と頭を悩ませながら夜は更けていきます・・・笑。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-12

ビクトリア392日目:フライト。



 今日は午後1時からフライトに行ってきました。 ジェフという男性がCPLの訓練を受けたいということだったのですが僕はまだ正式に教えることはできないので、彼のPIC(機長)時間を貯めるためのフライトに同乗してきました。 今日はいろんな前線を伴ったが近づいてきている影響でローカルウエスト方面の天気は悪く、タービュランスが報告されていたので、ビクトリア市の上空でフライトをしました。 ジェフはMulti-IFRの訓練を受けているということでフライトの腕前は普通のCPL学生よりは上だったと思いました。 スローフライト、ストール、スティープターンなどをやってから空港に戻り、タッチ&ゴーを数回やって降りました。 これで彼の技量はどのくらいかがだいたい分かったので、訓練を始めたらすぐにフライトテストに向けた準備のための訓練を開始できると思います。
 フライトの後はクラブで教官のマイクやディスパッチのアルバイトのサイモンとくっちゃべっていたらあっという間に夕方になってしまいました。 クラブ所有のC-172Rというセスナのチェックアウトライドを行うためのテストにとりかかりました。 この172Rは他の172とは少し違ってフュールインジェクションタイプのセスナ172です。 エンジンの始動方法などが若干違うということで、この飛行機を飛ばすにはチェックライドが必要になります。 自分で飛ばすとお金がかかるので、実は教官になるまでじっと待っていました(笑)。 近いうちにマイクにお願いしてチェックアウトする予定です。
  
 明日は久しぶりにラインのバイトに行ってきますが、嵐が近づいているのできっとなんにもすることはないと思います。 どうやって時間をつぶそうか今から頭が痛いところです・・・。

 今日の写真はリロエットで唯一立ち寄った場所です。 Miyazaki Houseという家で、日本人医師の宮崎さんという人がリロエットで暮らしていた家だそうです。 この宮崎さん、リロエットで初めて救急車のシステムを導入したり、病院を設立したとかでリロエットの英雄的扱いを受けたようです。 日本人がカナダで活躍していたというのはどの時代の話であっても勇気づけられます。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-11

ビクトリア391日目:久々サイクリング。



 今日は久しぶりに青空が広がりました。 というのも、風が強かったからだと思います。 久しぶりにATISを聞いてみたら風速12ノットでgustが18ノットということでした。 雲は高かったのでフライト訓練にはまずまずのコンディションだったように思います。 ここ数日毎日雲が低かったり霧雨で視界が悪かったありしたので、今日は結構な数のフライトが行われていたんじゃないかと思います。
 今朝は相変わらずウェブサイトに取り組み、それから久しぶりにサイクリングに出かけてきました。 この前自転車をピカピカに洗車して駆動箇所をグリスアップしたのでスムーズにギア変速が出来て快適でした。 ただ、前のディレイラー(変速機)の調子がいまいちで困っています。 大阪で購入したマウンテンバイクですが、もうかれこれ2年以上は変速機の調整を一切していません。 それくらい精度が高く、上手に調整されているんだと思います。 ものがいい以前にこの自転車を調整してくれた自転車屋のおっちゃんの腕がよかったんだと思います。 僕が100%の信頼をおいていた大阪のチャリンコ屋のおっちゃん。 元気かな〜と時々思います。 日本に帰ったら久しぶりに顔を出したいと思っています。 今日は久しぶりにビクトリアまで行ってきました。 往復2時間ちょっとで、距離はおそらく40キロちょっとだと思います。 気温もそれほど低くなく、風も弱まってきていたので気持ちよく走れました。 こちらではときどきタンデム自転車写真)を見かけますが、見るたびにちょっと笑ってしまいます(笑)。 前の人はいいとしても、後ろの人は退屈だろうし、そもそも前の人が汗臭かったりしたら最悪だろうな〜と毎回余計なお世話をしてしまいます。 前がご主人で後ろが奥さんというパターンが圧倒的に多いですが、今日は男+男という変わり種コンビを見かけました。 どういうことだろう?とこれまた余計なお世話をしてみたりして(笑)。
 ウェブのほうはだいぶ準備が進んできたのですが、最近導入した新しいウェブ制作ソフトにちょっとしたクセがあって困っています。 アップルのiWebというソフトをここしばらく使っているのですが、簡単に綺麗なサイトを作成できるのでhtmlやらに関わりたくないダラケものの僕のようなやつにはぴったりなのですが、変なこだわりがあるこれまた僕のようなやつには少々物足りなくて使いにくいソフトウェアです。 以前から気になっていたデジタルステージという会社が作っているWEBLiFEというソフトシリーズの新作BiND(バインド)というソフトを購入しようか揺れています。 ダウンロード販売があるかと思ったらソフト販売しかなく、ものを実際に購入しなければいけないようなので、日本に帰ったときにでも調達しようかなと思っています。 でも結構高い・・・(涙)。 でも、なるべく綺麗に見やすいサイトを作って皆さんに情報を発信していきたいと思っているので、このくらいの出費は仕方あるまいと腹をくくっています・・・。 でもイタい・・・(笑)。

 明日は僕の生徒第一号となるであろうジェフという男性とフライトをしてきます。 フライトとはいっても教官として指導をするわけではなく、あくまで乗客として乗って、ジェフがどれくらいの技量レベルにいるのかを確認して、実際の訓練が始まったら無駄なくスムーズに訓練を進められるようにするというのが目的のフライトです。 とりあえず一通りのマニューバーをやってもらって、気がついたところは指摘していくつもりです。 コマーシャルレベルの学生は基本的にはほとんどのマニューバーの基礎を知っているので、教官として教えることはあまりなく、むしろ細かい点を指摘しながら生徒さんになるべく多くの練習をさせてあげるというのが使命だと思います。

 今日の写真はこの前行ったシュメイナスの公園にあった注意書きです。 犬の飼い主と、に対する注意書きです(笑)。 こんなのを自治体が貼り出すとはなかなかユーモアがあります。 日本だったらすぐにメディアとか住民達にたたかれそうです(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-10

ビクトリア390日目:「ひとつ屋根の下」。



 今日はカナダに来て一番だらだらした一日だったと思います。 本当になにもしていません。 こんなにだらだらできるんだと自分で感心するほどです(笑)。 昨晩からだいぶ前に放送された「ひとつ屋根の下2」というドラマを最近話題の動画サイト、「ニコニコ動画」で見始めました。 全部でたしか12話ほどあったと思いますが、昨日の夜中3時頃までかけて第八話くらいまでを見て、今朝(というか昼前でしたが)から残りのエピソードをすべて観ました。 いや〜、最終回あたりでは思わず涙してしまうほどの名作でした。
 数日前からサイトの改訂に取り組んでいるわけですが、サイトを構築するにはもちろん技術的な知識も少し必要ですが、結局のところは構想を練る力があるかどうかにかかっていると実感しています。 漠然としたアイデアをサイトというメディアにして他の人に見てもらうというのには結構なエネルギーが必要になります。 そのなかでも一番大切なのは構成だと思っています。 なんでもそうですが、作りながら「あれを入れよう、これを入れよう」という風にやっているとまとまりがない出来になってしまいます(僕の今のサイトのように・・・笑)。 今回は久しぶりに構成をいじろうと思っているので、すっきりと、分かりやすい内容のサイトにしたいと思っています。 今までブログなどを通していろんな方からメールなどで直接航空留学についての質問をいただきました。 今回のウェブサイト改訂では、それぞれに個別にお答えした内容の要旨を皆さんに見てもらえるようなページを追加するつもりでいます。 もちろん、それだけですべての質問に答えることができるとは到底思えませんが、少しでも僕のサイトを見て航空留学とはどういうものなのかという具体的なイメージを作ってもらうことができればいいなと思っています。 

 今日の写真はカナダの鉄道です。 こちらは踏切での一旦停止は義務ではありません。 ほとんどの踏切には遮断機はなく、チンチンと音がなるだけです。 なかには電車がすぐそこまで迫っているのに無理に踏切を横断する車もいます。 事故は起きないのか不思議です。

 それではまた明日。


(つづく)

2007-11-09

ビクトリア389日目:歳?



 こんなことを言うと「若いくせに」と言われるかも知れませんが、最近運動後の疲れが二日後以降に来るようになったことに気がつきました(笑)。 この前プールで泳ぎまくったときの疲れ(上半身)が今になってピークに達しています。 さすがに下半身は疲れは感じませんが、上半身の腕の付け根あたりが痛くて・・・。 これからは体を上手に使ってやらないといけないようです。
 今日はクラブにコンピューターを持っていってサイトの改訂に取り組みました。 その前にマネージャーのジェリーに今のビザの状態について報告をしておきました。 彼の知り合いにビザ関係に詳しい人がいるということなので、その人に僕の件を相談してくれるそうです。 とはいえ、きっと待つしかないことに代わりはないと思います。 
 さ〜サイトに取りかかるぞ!と思ったらいろんな知り合いが現れて、あれよあれよという間に会話に巻き込まれ、気がついたらIFR(計器飛行証明)の訓練の話になっていました。 僕はもともとIFRには特に興味はなく、必要になったら取るという程度の気持ちでいましたが、教官証明のフライトテストの試験官に「IFRはなるべく早くやったようがいい」と勧められたのもあって、できるだけ早く取りたいと思うようになってきました。 僕はずっと、「VFRをマスターしてからIFRに進む」というつもりでいましたが、そもそもVFRをマスターするなんてことは不可能なわけで、さらにはIFRの訓練をやったからこそVFRの腕も相乗効果で上がるということもあるんだそうです。 ただ、IFRと多発限定解除の訓練には最低でも100万円以上のお金がかかるので、とりあえず僕はしばらくはできそうにありません(苦笑)。 ただ、周りにはIFRパイロットの仲間がたくさんいるので、彼らにいろんな話を教えてもらいました。 今日はクラブで有効期限が切れたIFRフライト用のチャートやアプローチプレートなどをもらってきました。 これから時間があるときにプレートの読み方から勉強していこうと思います。
 クラブから戻ってきたら今日は大家のブライアンの物置の片付けを手伝い、ワインを飲みながら薪割りの正しいやり方を伝授してもらいました。 斧を振りかざして薪割りをするのは結構体力がいる作業です。 木こりの人たちや薪でお湯を沸かしたり料理をして生活している人たちは本当に大変だと思います。 薪もただの木ではなく、固い木柔らかい木などがあって、樹皮や木のにおいでその種類がわかります。 柔らかい木はよく燃えますが、あっという間に燃え尽きてしまうのが欠点です。 一方、固い木は燃えにくいですが、一度火がつくと長い時間燃えてくれます。 こういう利点や欠点を利用して火をおこします。 結構奥が深くて面白いです。

 今日の写真は先日のロードトリップで立ち寄った休憩所にあったゴミ箱のふたです。 おそらく熊などの野生動物がゴミ箱を漁らないようにするためのロックだと思います。 取っ手の一番奥にレバーのようなものがあって、それを指で押してはじめて蓋が開く仕組みになっていました。 熊はきっと太い指をしているので、この隙間には手が入らないんだと思います(笑)。

 明日も引き続きサイトの改訂などなどに取り組むつもりです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-08

ビクトリア388日目:炊き込みご飯。



 今日は久しぶりにお昼近くまで寝てしまいました。 昨日の夜プールで結構な距離を勢いに乗って泳いだおかげでしっかり疲れたので、よく眠ることができました。
 今日はお昼からクラブにいって電話を使わせてもらって、またCICカナダに電話をしました。 今日のオペレーターのお兄さんはなかなか丁寧な人でした。 オペレーターによっては感じが悪い人もよくいます。 ちょっとしたおみくじみたいな感じです。 感じがいい人に当たった日は「良い日」だと勝手に思い込んだりします。 ちょっとした妄想です(笑)。 僕のビザについて尋ねたら、いつものように「審査中」という返事しかもらえませんでした。 シアトルでpost-graduation work permitを申請できますか?と尋ねると、「出来ないとか、してはいけないという決まりはないですから、あなた次第です」と言われました。 ほんと、なんて曖昧な返事なんでしょう。 これで実際にシアトルにいって申請したら断られたりする可能性があるかも知れません。 その場合はお金と時間の無駄になります。 以前に送ったメールでの問い合わせに今日ようやくシアトルのカナダ大使館から返事が来たのですが、1文だけ、「通常はカナダ国内で処理されます」とだけかいてありました。 この「通常」という言葉がキーワードです。 なんではっきりと言わないんだろうと不思議でなりません。 電話をしてもなにをしてもすぐに「詳しくはCICカナダウェブサイトをご覧ください」と彼らは言いますが、そのサイトの情報が分かりにくく、探しにくく、不完全だから電話やメールで問い合わせているのに・・・。 っと、ここで愚痴っても仕方ないですけどね。 どなたかカナダ大使館にお勤めのお知り合いの方がいらっしゃる方はいらっしゃいませんか? こういうのはそういうコネを利用させてもらうとあっという間に解決するんですけどね〜。
 今日は電話の他には自転車を洗車したり、ブライアンに暖炉の使い方を再度レクチャーしてもらったり、スーパーに買い物にいったりしました。 今日の晩ご飯は秋らしく炊き込みご飯です。 今、ぐつぐつと炊き込まれている最中です(笑)。 具材はシンプルに鶏肉、人参、椎茸のみです。 先にある程度砂糖と醤油で下味をつけてから炊き込むことにしました。 今回初めて作ったのですが、果たしてお味のほうはどうなるか?! また明日報告します。

 明日はいよいよウェブサイトの更新に本腰を入れて取りかかります。 今あるデータを生かしながら、新しいコンテンツを追加していきたいと思っています。

 今日の写真はフェリー内でのサイドミラーからの景色です。 ブライアン曰く、Spirit of Vancouver Islandという僕が乗ったフェリーには乗用車であれば500台は乗るそうです。 それほどばかでかいフェリーです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-07

ビクトリア387日目:薪割り。



 今日は本当になにもせず一日だらだらしてしまいました。 唯一したことといえば、長旅が終わった車を洗ってあげたことと、暖炉のためのを割ったこと、そして夜にスイミングプールにいって1時間ちょっと泳いだことくらいです。 雨が降ってきたのでサイクリングにはいけませんでした。 

 明日は朝CICカナダに懲りずに電話をする予定です。 お願いだから早く学生ビザを出して!という気持ちでいっぱいです。 なんとかこの問題を早くクリアしたいのですが、せっかちな性格も相まっていらいらしっぱなしです。 「苦しい」の一言です。 明日はクラブに行ってできることを少しずつ始めようと思っています。 できることをすべてやってからいらいらしてもいいかな、と前向きに考えるように努めています。
 
 今日の写真は昨日行ったリッチモンドのマーケットの中のお店です。 移民申請代行のお店だと思いますが、漢字をそのまま読むと良からぬことを商売にしているのでは?と思ってしまいます(笑)。 ここのマーケットの中で食べたスパイシーなラーメンのような料理は4ドルと格安で、しかも美味でした。 また行きたいです。 (ちなみにこのサイトを参考にして行きました。 「東東園」というお店の麺でした)

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-06

ビクトリア384〜386日目:「期待以上」と「期待はずれ」のロードトリップ。

 

 皆さんご無沙汰しています。 今夜、本土への二泊三日の小旅行を終えて無事にビクトリアに戻ってきました。 よく考えたら今住んでいる家を離れたのは今回で2回目で、1年ぶりのことでした。 今回の旅は特別なことをしたわけではないのですが、「初めて」が続いたのでなかなかエキサイティングな旅になりました。 
 1日目は午後1時のフェリーに乗ってバンクーバー島を離れました。 車のままフェリーに乗り込むというのがまず最初の「初めて」でした。 ハイウェイのサインに従って進んでいくと高速道路の料金所のようなところがあって、そこでチケットを購入しました。 ビクトリアのSwarts Bay(スウァーツベイ)からバンクーバーのTsawwassen(“スワッセン”または“ツワッセン”と発音します)までは1時間半のクルーズで、料金は約5000円(人が1000円で車が4000円ほど)です。 フェリーに乗り込んで、車を停めるのですが、果たしてもう車を出て上の旅客デッキに上がっていいのか、それとも車の中にいないといけないのかがわからず、少しおどおどしました。 しばらくしてエンジンを切り、鍵をかけて上のデッキに上がって窓から見慣れたガルフアイランドの景色を眺めました。 Tsawwassenについてからさ〜どうしようと考えた結果、とりあえずバウンダリーベイ空港に行ってみることにしました。 バウンダリーベイではこのブログに時々コメントをくださるJaviatorさんに会う予定でしたが、僕が行ったときにはすでに帰宅された後だったようでした。 仕方ないので30分ほどでバウンダリーベイを後にしました。
 次に向かったのはこれまた僕のブログを通してお知り合いになったYさんのお宅です。 Yさんは僕よりも少し前にピットメドウズ空港で教官証明を取得された先輩パイロットです。 メールのやりとりを何度かさせていただいていて、今回本土に行くということでご自宅にお招きいただきました。 GPSをたよりに車を走らせていると、全然違う方向に進んでいました(笑)。 約束の時間には間に合いそうもないので電話をして遅れる旨を伝え、30分ほど遅れてなんとかYさんのアパートに到着しました。 それにしても本土はビクトリアとはだいぶ違います。 建物は多いし、道は複雑だし、車は多いし、それに皆ビュンビュン飛ばします(笑)。 ビクトリアでは僕はどちらかというと速いほうのグループに入ると思いますが、バンクーバーでは遅いくらいでした(皆120km/hくらいで運転していました)。 (写真下:本土のハイウェイ)


それはさておき、やっとYさんにお会いすることができました。 Yさんは既にご結婚されていて、Yさんの奥様にもお会いすることができました。 奥様のお手製料理や自家製のおいしいパンやデザートをご馳走になりながら今までずっと話したいと思っていたことや聞いてみたかったことなどを中心に夜遅くまでいろんなお話をすることができました。  さらには図々しいことに、その日の夜はYさんのお宅に泊めていただきました。 さらにさらに、次の日の朝出発する前にはサンドイッチまで持たせていただきました。 なにからなにまで親切にしていただいて本当にありがとうございました! 
 翌日はいよいよリロエットへのドライブでした。 ひたすら車を東に走らせ、とりあえずチリワック方面に向かいました。 途中、アボツフォードでトイレ休憩を兼ねてガソリンスタンドに入り、トイレを済ませてコーヒーを買ってまた出発しました。 Yさんのお宅を出て、2時間ちょっとでホープに着きました。 ホープで燃料を満タンにして、そこからフレーザー峡谷を北に向かって走り出しました。 ホープまでは交通量は比較的多かったですが、ホープから北に向かうルートにはほとんど車はいませんでした。 数分に1台車が通るか通らないかという具合です。 途中で小雨がぱらつきましたが、路面のコンディションもよく、心配していた凍結なども皆無で安全に運転できました。 途中でLyttonやBoston Barといった、以前マウンテンフライトで上空から見たエリアを通過しながら、「ここは確か上空から見えたな〜」とか、「こんなのあったっけ?」といったことを思いながら運転をつづけました。 途中で休憩エリアがあったので、そこでランチを食べ、トイレ休憩をしてまた走り出しました。 (写真下:休憩エリアにて)


(写真下:フレイザー峡谷)


午後2時半頃にリロエットに到着しました。 ずっと楽しみにしていたシートン湖から流れ出す水が流れ込む河原を見ると、なぜか水の色がターコイズブルーではありません・・・。 おかしいな〜と思いながらもシートン湖に向かうとやっぱり水の色は以前見た色ではありませんでした(落胆)。 せっかく5時間近くもかけてはるばるやってきたのに・・・(涙)。 どうやらこの時期は水の色はエメラルドグリーンではないようです。  (写真下:シートン湖)



綺麗な湖ではありましたが、リロエットの街には他にはたいした見所もないようだし、次の日は最低気温がマイナス8度くらいまで下がるという天気予報が出ていたので凍結が心配になったので、仕方なくその日のうちにバンクーバーまで戻ることにしました。 そこからはペンバートン、スキーリゾートで有名なウィスラー、スクウォミッシュなどの街を通ってひたすら山を下りました。 (写真下:リロエットとペンバートンの中間の山岳地帯)



途中で雪が路面にあるエリアがあったのでスピードを落として通過しました。 結局3時間ほどでバンクーバーまで戻ってきました。 バンクーバーでのその日の宿となったユースホステルに到着したのは午後7時頃でした。 実に約10時間ほどぶっ通しで運転していたことになります。 こんなに長い時間運転をするのは初めてでしたが、やればできるもんですね(笑)。 長時間運転をしているとランナーズハイのような心理状況になることに気がつきました。 自分はF1ドライバーだ!というような誤った感覚に陥りそうになりました(笑)。 その日の夜は5年ほど前に初めてカナダに来たときにも滞在したユースホステルに泊まりました。 
 今朝はバンクーバーのダウンタウンエリアを少し散策しました。 やっぱりバンクーバーは大都市でした。 僕が初めて訪れたときよりも明らかに都市化が進んでいてかなりびっくりしました。 高層ビルや車、人の数に驚きました。 24時間営業の店なんかもたくさ んありました(ビクトリアにはあまりありません)。 ああいう都会に住むというのも悪くはないな〜と思いつつも、田舎者の僕にはシドニーくらいののほほんと した街のほうが性に合っているのかなとも思います(笑)。  (写真下:バンクーバーの町並み)

散策が終わったらユースホステルをチェックアウトして、それからバウンダリーベイ空港に再び向かいました。 ここでようやくJaviatorさんと会うことができましたが、彼は訓練で忙しかったようで、挨拶をした程度で終わりました。
 それからは航空用品を扱うAviation Worldというお店にいったり、リッチモンドというエリアのチャイニーズマーケットにいって昼ご飯を食べたり、Delta Air Parkという小さな空港にいったりして、午後5時のフェリーでビクトリアに戻ってきました。  (写真下:リッチモンドの中華マーケット)



 長くなりましたが、今回はいろんな方にお会いできたことがなによりの成果でした。 シートン湖の水の色が意外に「普通」だったことに落胆はしましたが、1000km以上の道のりを僕のぽんこつ車でトラブルなく回れたことが純粋に楽しかったです。 次はいつこんなことができるかわかりませんが、次回はもっと遠出してみたいと思います。 一人旅もいいですが、次は誰かと一緒に行きたいな〜とも思います(笑)。
 
 今日は疲れてしまったので旅行の報告はこの辺にしておきます。 明日は一日ゆっくりするつもりですが、明後日からはまたいつものリズムに戻す予定です。 まずは教官証明の訓練で学んだことを復習して、ウェブサイトの改訂に取り組み、航空無線のマテリアル作成などをやろうと思っています。
 
 それではまた明日。 


(つづく)

2007-11-02

ビクトリア382日目:ちょうど1年。



 なにが「ちょうど1年」かといいますと、僕が今住んでいる家に入居してちょうど1年が経ちましたということです。 去年の今日、この家に引っ越してきました。 1年前に大家のブライアンの人柄を気に入ってここに住み始めましたが、ここでよかったと改めて思います。 とても狭い部屋で、他の人との共同生活ですからなにかと不便な点や自由にできない点がありました。 でも、訓練を受けている、いわば「修行中」は贅沢は敵だ!と思ってハングリーに頑張ってきました。 今ではこの部屋で心地よく生活できるようになりました。 でも、長期的なことを考えて近いうちに引っ越したいとは思っていますが、とりあえず教官として働いてお金を稼げるようになってからになりそうです。 
 昨晩、年末の日本帰国のための航空券を予約しようと思ってエイチアイエスのバンクーバー支店にメールで値段の問い合わせをしました。 ウェブサイトには700ドルとか800ドルとか書いてあるのに、見積もりメールには1500ドルと書かれていました(驚)。 僕はPPLのグランドスクールを12月の5日、10日に教えることになっているので、いろいろと片付けをして12月の15日あたりに帰国しようと思っていました。 大阪で1週間ほど、実家の福井で10日〜2週間ほどゆっくりしてからカナダに戻ってこようかと思っていましたが、こんなにチケットが高いのでは帰国は無理そうです。 っとなると、年明けすぐの1月7日あたりに帰国となるかも知れません。 本当は年越しは日本でしたいのですが、こちらのクリスマスシーズンと日本の正月シーズンが重なってチケット代が高い時期のようです。 ハングリー(というかセコい)僕には航空券に1500ドルは出せません。 セスナ172を15時間ほど借りれる金額ですから、いっそのことセスナで自分で操縦して帰ろうかなぁ・・・なんていうのはもちろん冗談です(笑)。
 日本で一生懸命働いている皆さんには申し訳ないのですが、今、僕はとても暇です(笑)。 今日はビクトリアとシドニーの中間地点にあるElk Lakeという湖に行ってきました。 湖の周りには10キロほどの自然道があってウォーキングやランニングができます。 でも、僕がそこにいったのは走るためでも歩くためでもなく、釣りのポイントを探すためです。 時間があるので、昔没頭していた釣りを再開しようかと企んでいます。 ウォルマートで釣り竿は50ドルほどで買えることがわかりました。 釣りのためのライセンス(遊漁券)は年間パスで1万円ほどです。 やろうかな〜、でもやめとこうかな〜という狭間をいったりきたりしています。 他には、スイミングをしようかというアイデアもあります。 これから寒くなって自転車に乗りにくいシーズンに入るので、呼吸器系を強くする目的もかねてスイミングをやろうかと思っています。 スイミングなら投資額はプール入場料とゴーグル代くらいでたかが知れてます。 善は急げということで、今夜は8時過ぎからパノラマレクレーションセンターというところでスイミングをしてきました。 プールの他にホットタブとサウナがあります。 久しぶりに汗をいっぱいかいてきました。

 明日から本土に行こうかと思っているのですが、ピットメドウズでお会いしたい方から連絡がないので、1日出発をずらすかも知れません。 でも、天気が下り坂のようなので、やっぱり出発してしまうかも知れません。 宿泊は久しぶりにユースホステルに泊まろうかとも検討しています。 久しぶりにガイドブック片手にバンクーバー観光でもしようかなとも思っています。 まったく予定をたてずに出発するので、一泊二日で戻ってくるかも知れませんし、2、3泊してくるかも知れません。 こういう旅は初めてです。

 今日の写真はこの前行ったシュメイナス付近のフィールドのすぐそばで見かけた羊です。 こんな家畜がいるところの上を飛行機でぶんぶん飛んでいます。 

 明日からしばらく更新はお休みするかも知れませんが、病気などではありませんのでご心配なく。 急用がある方は電話をください。 

 ではまた。


(つづく)

2007-11-01

ビクトリア381日目:今日もフライト。



 今日も午前中はバイトでした。 今朝も寒かったですが、霜は下りていませんでした。 おかげで朝の作業はゆっくりとできました。 
 今日はチーフのお遣いで空港の中をちょこちょこ歩き回りました。 空港のクラブの敷地以外のエリアには他のフライトスクールがあったり、スカイダイビングのスクールがあったり、飛行機のメンテ工場などがあります。 その中でも僕が好きなのはビーバーやシングルオッターといったカナダらしい飛行機がおいてあるエリアです(ネーミングがそもそもカナダらしいですよね)。 ビーバーオッターはよく水上飛行機に使われる機体ですが、車輪式の「普通」の飛行機もあります。 結構大きくて、なかなかハンサムな顔をした飛行機です(特にシングルオッターは)。 いずれはあんな飛行機にも乗ってみたいものです。
 今日は午後から、クラブメンバーでラインクルーでもある、飛行機マニアのトリステンのフライトテスト前の練習に付き合ってきました。 本当はアシスタントチーフのマーセルと飛ぶ予定だったらしいのですが、マーセルが急に忙しくなったということで、代打で飛んできました。 コマーシャルレベルの手順をすべて一通り見てきてくれと頼まれたので、計器飛行のパート以外はすべてやりました。 ちょこちょことしたところで改善の余地があるものを指摘して、1時間半ほどの飛行を終えて帰ってきました。 ここ数日ローカルエリアは霞のようなものが出ていて視界があまりよくありません。 

 今日の写真は先日行ったシュメイナスの壁画です。 シュメイナスは壁画が有名だそうで、町中にこんな感じの壁画が20点ほどあるそうです。 これはその中でも一番有名なやつのようです。 シュメイナスには原住民系の人が多いそうで、そういえばネイティブ系の方々が多くいたように思いました。

 明日からはなにをしようかな〜といろいろ模索しています。 

 ではまた明日。


(つづく)