2010-06-30

マルチ二日目。



 今日は多発限定解除のための訓練フライトの2日目でした。 昨日出来なかったことが今日できたのでちょっと安心しました。 いつもよりも時速60キロ近く速く飛べるというのはなかなか気持ちが良いものです。 昨日は外を見る余裕はあまりありませんでしたが、今日は楽しめました。 明日も飛ぶ予定です。 明日はengine failure の練習です。 楽しみ〜♪

 今日の写真はソルトスプリング島で泊まったカバナです。 二階にベッドがあります。 


(つづく)

2010-06-28

いよいよ明日。



 いよいよ明日、多発限定解除の訓練を開始します。 いや〜、なんやかんやあって結構待ちました。 自分自身の都合だけでは訓練できないし、さらに自分のスケジュールも忙しくてなかなか時間を取ることができなくて、結局明日からということになりました。 なるべくスムーズに行くといいと思いますが、なんせ夏の忙しいシーズンがもう始まっている感じなので、どうなるのかさっぱりわかりません。 

 今日は3フライト飛びました。 天気ははっきりしなくて、同僚が「これじゃ"Junuary"(JuneだけどJanuaryみたい)だな」なんてうまいことを言っていました。

 今日の写真はソルトスプリング島第二弾。 ガンジースにあるTree House Cafeというカフェ・レストランです。 天気の良い日の朝ごはんはここがおすすめです。 木の下にカフェを無理やり押し込めたみたいな作りで、なかなかファンキーで楽しいですよ。


(つづく)

2010-06-27

休暇を取りました。

 

 昨日までの3日間、休暇でバンクーバー島の隣にあるソルトスプリング島に行って来ました。 去年も行った、セントメアリー湖の湖畔にあるキャビンに2泊3日で遊びに行って来ました。 休暇中はソルトスプリング島のダウンタウンの町・ガンジースを散策したり、山に登ったり、湖で釣りをしたりキャンプファイヤーをしたりして楽しみました。 幸い良いお天気に恵まれてすっかり日焼けしてしまいました。 いや〜、楽しかった。 また来年もぜひ行きたいです。

 今日の写真はカヌーからの釣りの風景です。 不思議なことにカヌーからは魚は一匹も釣れなかったのに、キャビンの側のフローティングドックからは10匹近く釣れました。 穴場です。 内訳はニジマスが一匹、あとはすべてバスでした。 スピナーに食いついてなかなか良いファイトをしてくれて楽しませてくれました!

 これからしばらくはソルトスプリング島の写真が続きます(笑)。


(つづく)

2010-06-23

マウンテンフライト。

DSCN4689

 久しぶりの投稿です。 忘れていたわけではないのです(笑)。 ただ、書くことがなかなか見つからなくて、そして、しばらく忙しい日々を送っていたのです。 

 っと、言い訳はこのくらいにして、今日の出来事を書きます。 今日はハンガリーからの生徒さんとマウンテンチェックライドに行って来ました。 あいにく天気があまりよろしくなく、予定から1時間遅れての出発となりました。 ビクトリアを出発して5500フィートまで上昇したのはいいのですが、カナダ本土に到着するころには雲がかなり増え、結局雲の下に降りながら、雲をよけながらアボツフォード空港の上空を通過しました。 まずはチリワック空港に着陸。 カフェでランチを食べ、それからホープ空港へ。 ホープ空港で芝生の滑走路に着陸し、そこからフレーザー峡谷を少し北上。 途中で峡谷を西に入り、ハリソンレイクのほうに出てきました。 本格的な山岳フライトとまではいきませんでしたが、1時間弱の山間部のフライトができただけでも今日の天気を考慮すればラッキーだったように思います。

 明日から夏休みで3日間だけ休暇です。 お隣の島に遊びに行ってきます〜。

 今日の写真は今日のフライトから。 ビクトリア空港の滑走路09のファイナルアプローチです。 見慣れた光景ですが、滑走路の周りの草が綺麗に刈られて、綺麗なコントラストを醸し出していると思いませんか?(笑)


(つづく)

2010-06-12

Fly by。



 今年もスノーバードの季節です。 明日、ビクトリア近郊の海軍基地・エスクワイモルトでInternational Fleet Reviewというイベントがあり、そこでカナダ空軍のアクロバットチーム・スノーバーズがパフォーマンスを行います。 今日はその予行練習があったようで、お昼ごろにビクトリア上空をスノーバーズが飛んでいきました(写真)。 

 スノーバーズはCT-114というジェット訓練機を使用しています。 カナダ製のジェット機らしいですね。 コクピットはとても古い感じの計器ばかりで、グラスコクピットとは程遠いです。


(つづく)

2010-06-11

世界の船。

 今週末にビクトリア近郊のエスクワイモルトのカナダ海軍基地で行われる行事のために世界中から軍艦がビクトリアに集結しているということです。 なんと日本からも護衛艦あたごが来ているんだとか。 果たして船で日本から来るってどれくらい時間がかかるんでしょう。 しかも、あたごってたしかイージス艦じゃなかったっけ・・・。 日本の国防は大丈夫でしょうか。 アメリカから空母が来ているという情報もあり、ちょっと上空から見てみたいんですが、NOTAMが出ていて飛行禁止空域が設置されています。 今週のビクトリア市のパブは世界中からのセーラーで賑わうんだそうです。 悪いことが起きなければいいですが。 日本の海上自衛隊の隊員の皆さんもカナダを楽しんでかえっていただけたらと思います。

 明日は午前中は家で仕事をして、夕方からフライトに出かけます。


(つづく)

2010-06-10

2000。

 今日、フライトが2本あり、最後のフライトをもって僕の総飛行時間が2000時間に到達しました。 1000時間を超えたのがついこの前のように感じます。 月並みな言い方ですが、時間の流れの速さを感じます。

 今朝、銀行にいく用事があったのですが、銀行員の人が沖縄に住んでいたことがある男性でした。 しかも奥さんは日本人とのこと。 本当に世の中は狭いですね。

 今月号のクラブの月刊誌、「The Patrician」の中に僕が撮った写真が掲載されています。 Photo of the monthのような扱いになっていますが、実際には僕の写真しか投稿がなかったんじゃないかと思います(笑)。 


(つづく)

2010-06-07

グランドスクールと雨。



 今日は事業用操縦士向けのグランドスクールの二日目で、theory of flightっていう科目を教えました。 今回はいつもよりも生徒数が多く、10名ほどでした。 いつも思いますが、事業用操縦士を目指す人々にはいろんな種類の人がいます。 エアラインを目指す人、ただ単に資格を取りたい人、技術向上のために訓練したい人、などです。 年齢もばらばらで、若い人だと高校生くらい、年配の人では今回は来月で70歳になるという人までいます。 多種多様でなかなか楽しいです。

 昨日は、「やっと夏がきた〜!」と思うほどの青空で、気温もあがりました。 ところが今日はまた秋のような天気に逆戻りです。 今年の天気はなかなか異常です。 ちなみに去年の今頃なにをしていたかと思って自分のブログを見かえしてみましたが、去年の昨日は気温が29度もあったようです・・・。 現在のビクトリア空港は14度です。 

 昨日、同僚からゴムボートを借りました。 ずっと前からお願いしていたんですが、昨日になってようやく貸してもらえました。 これで湖に釣りにいけます。 また写真でも撮ってきます。

 今日は久しぶりに写真を載せます。 クラブのC172で、つい最近新しく塗装を施された機体です。 まだ完成はしておらず、次の週くらいにテストフライトとなりそうです。


(つづく)

2010-06-05

鳥。

 フライト中によく鳥を見かけます。 多いのはやはり海に近いこともあってカモメです。 あとはアメリカの国鳥(?)である白頭鷲や鷹のような鳥たちです。 こちらは100ノット(時速180キロ)ほどの速度で飛んでいますが、彼らもかなりの速度で飛んでいるようで、ときどき視界に入ってあっという間に消えていく鳥たちを眼にすることがあります。 

 日本でもバードストライクという言葉がいろんな事故などの影響で比較的よく耳にする言葉になっているようですが、そのバードストライクを避けるための目的もかね、フライト中はランディングライトというライトを点灯しながら飛行します。 「ランディング」とあるように、本来は夜間などの着陸の際に点灯するライトのようですが、最近はフライト中にずっと点けていたり、離陸や着陸のときのみ点けていたりすることもあります。 鳥達はこの光を認識できるらしく(?)、これで鳥が飛行機をよけてくれることもあるそうです。 っというのは教科書に書いてある説明ですが、実際の効果はよくわかりません。 鳥たちは時々飛行機を友達のように誤解して、我々の機体に近づいてくることもあります。 

 先日のフライトでまた、真円に近い虹を見ました。 あまり見れないので見れるとちょっとラッキーと思います。
 
 明日から二日間、事業用操縦士のグランドスクールを教えます。 1日8時間です。 いくらなんでも長すぎますし、そんなに話すことはないんです・・・(苦笑)。


(つづく)

2010-06-03

Redbird。



 今日、初めてRedbirdというフライトシミュレーターの体験操縦をしてきました。 僕が働いているビクトリアフライングクラブでは、近日中にこのシミュレータが設置されることになっています。 今までのシミュレーターは画面が一つだけだったり、操縦中にはなにも動かなかったりしたのですが、今回のRedbirdの場合はフルモーションムーヴメントが可能です。 今回は僕の元同僚がCFIをしているフライトスクールにお邪魔して体験操縦をさせてもらいました。
 
 画像などのほとんどはマイクロソフト社のフライトシミュレーターに基づいているそうで、そういう意味ではパソコンで走らせることができるシミュレーターとなにも変わりません。 ただ、Redbirdの場合にはコクピットが操縦にあわせて動くし、画面が6つ(?)あるので景色が操縦中にリアルに動きます。 上昇・下降、旋回などにあわせて身体が動くので、結構リアルです。 離着陸やGPS、オートパイロットの操作などをやらせてもらいましたが、なかなか面白かったです。 IFRの訓練や、実機では危険すぎて練習ができない緊急事態の対処などに効果てきめんということです。 スピンやストールなどをやってみましたが、実機とは少し違う動きをします。 そういうこともあってか、20分ほどの体験飛行のあとでシミュレーターを出たら頭がちょっとふらふらしました(笑)。 クラブではPPL、CPL訓練にもシミュレーターを取り入れていく方針のほうです。



(つづく)